2017 ZENKO in 東京 | ゲスト

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2017 ZENKO in 東京 1000人で成功させよう!
多くの海外・国内のゲストも期待するZENKO!

【イラク】サミール・アディルさん
(イラク労働者共産党、サナテレビ代表)

トランプ政権をはじめとしたヨーロッパ、ロシア、イラン、トルコなどグローバル資本諸国は、対IS(「イスラム国」)戦争を口実にして、シリアで、そしてイラクで無差別攻撃を続け、多数の市民を殺し続け、石油利権の奪い合いに狂奔している。安倍政権はトランプの政権の無差別攻撃を支持し、イラクの汚職政権に財政援助を行うことで利権の確保をめざしている。 サミールさんたちは、グローバル資本と結託するイラク政府の緊縮政策と生活破壊に反対し、権利と自由を要求する市民・学生・労働者のデモや集会で闘いを広げている。そして、「全世界の進歩的で自由を愛する市民勢力の力によってISのテロとグローバル資本の軍事介入に反対しよう」と訴えている。

<2017 ZENKO in 東京に期待すること>
トランプ政権の軍事介入、グローバル資本の石油利権争奪戦を許さない世界の市民の国際連帯を進めたい。IVAWの反戦兵士や日本と韓国の反戦運動がともに集まる全交は最も時宜に適した場である。


【アメリカ】ペニー・デックスさん
IVAW(反戦イラク帰還兵の会)

IVAWの組織・開発担当。2011年からボランティアとしてIVAWの組織化に関わるようになり、2015年にIVAWのスタッフとなる。西海岸北部で初めて退役兵により運営・指導されるパーマカルチャー(持続可能な自給自足農業を含む文化創造)の講座の開発を含む、様々な退役兵の農業プログラムを手掛けてきた。2004年から2008年までオクラホマのフォート・シル陸軍基地で薬剤専門家として働き、その間、引き続く戦争が同僚の現役兵士や社会全体に及ぼしている影響に関して、本質的な疑問を抱くようになった。オレゴン州ポートランド郊外在住。

<2017 ZENKO in 東京での報告>
トランプ政権による差別・排外主義の扇動、シリア攻撃・朝鮮半島での緊張激化政策に対して、この間IVAWが取り組んできたトランプ打倒の闘いの報告、国際連帯の力で安部・トランプを倒す方針を討議したい。同時に、米国社会に深く根をはる軍国主義と暴力の蔓延に対して、文化・教育・経済あらゆる側面から軍産複合体の私たちの生活への侵食を摘発し、地域レベルでの対決を組織化しているIVAWの全国キャンペ-ンDrop the Micの取り組み、さらに帰還兵の精神的・肉体的後遺症からの回復を助ける取り組みを、彼女の従軍経験も合わせて報告してもらう。


【沖縄】上間 芳子さん
(平和市民連絡会)

名護市辺野古の米海兵隊キャンプ・シュワブゲート前行動の現地リーダーの一人。かつて米海兵隊・キャンプ瑞慶覧(ズケラン)で働いていた経験もある。長らく千葉県で生活をしていたが、10年前に定年を機に沖縄に戻り米海兵隊・普天間基地ゲートでのオスプレイ配備反対など反基地・反戦平和運動の先頭に立つ。
またソウル市や済州島などに訪韓し、沖韓連帯活動も続けている。沖縄戦での朝鮮半島軍夫強制徴用工の戦後補償を求める「沖縄恨(ハン)之碑の会」の事務局長でもある。

<2017 ZENKO in 東京での報告>
4月25日から始まった沖縄防衛局による辺野古護岸工事着手という緊迫した情勢下にあって、現場の市民はどのように新基地建設を阻止しようとしているのか、最新の現状を語っていただくとともに、闘いの展望と全国からどのような支援が求められるか秋季行動方針について語っていただく。
また前日28日のワンデーアクションの防衛省交渉(14時30分予定)に参加していただき、辺野古新基地建設阻止に向けた要請を行う。


当真まり子さん
(宮古島市民会議 事務局長代理)

1952年生まれ愛知県出身。19歳の時に宮古上布の織り手に成ることをめざして、名古屋から宮古島に移住。島の男性と結婚、5人の子宝に恵まれる。子どもたちの未来の為に「みやこあんなの会」「宮古の水を考える会」を立ち上げ、平和運動・自然環境保護運動・人権運動に関わる。「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」共同代表・楚南有香子さんの母。立ち上げから会の活動を見守ってきた。2016年秋から、宮古島の未来を市民の手でつくりだすことを掲げて始動した「宮古島市民会議」に準備会から参加。現在、事務局長代理をつとめる。


【韓国】ユ・ミヒさん、ビョン・ヒョンジュさん
(軍縮平和日韓共同行動)

韓国の市民は対朝鮮、対中国の軍事的緊張を激化させ、安倍政権、トランプ政権と軍事協力を推進し、労働者の権利を破壊してきたパク・クネ大統領を弾劾・罷免した。そして2017年の大統領選挙でパク・クネの与党勢力を敗北させた。韓国の市民は、THAAD(高高度防衛ミサイル)の配備や済州島の軍事基地化、韓国の軍備拡大をやめさせる闘いを進めようとしている。日・米・韓の軍事一体化・戦争挑発を日・米・韓、世界の市民とともに進めていこうと呼びかけている。

<2017 ZENKO in 東京に期待すること>
朝鮮半島の戦争挑発と中国との軍事的対立の激化を狙っているトランプ政権、安倍政権、韓国の戦争勢力の策動を、韓国、日本、米国、イラク・世界の反戦運動の連帯の力で打ち破りたい。


【韓国】ソングヒョウォン(송효원)さん
(青年ユニオン事務局長)

昨年の総選挙キャンペーンで与党惨敗の原動力に、そして朴槿恵退陣へとつながった国民運動も担う。最低賃金1万ウォン(850円)をめざす闘いを現在進めている。


【韓国】イ・ギウォンさん
(青年ユニオン)

2014年 青年ユニオン大学生チーム長
2015年 青年ユニオン運営支援チーム長

【韓国】ノ・ヨンスさん
(希望連帯労組)

ケーブルTV非正規の待遇改善を進め、組合を大きく広げてきている。貧困問題・市民運動にも取り組む新しい運動を進めている。

<2017 ZENKO in 東京に期待すること>
最低限度の生活もままならない日本の「最低賃金」。時給1500円でも「奨学金返還猶予」対象となる年収300万円に届かない。アベノミクスによって、非正規労働が拡大し、多くの労働者が低賃金・不安定労働に苦しんでいます。ソウル市では「生活賃金」制度によって、全国一律の最低賃金への上乗せが図られ、時給8000ウォン(約800円)の水準となり、日本の「最低賃金」全国平均と変わらない水準となっている。「労働尊重都市」ソウル市の労働政策にも影響を与えている青年ユニオン、希望連帯労組との交流を軸に、最低賃金1500円・「奨学金」制度改善やセクハラ・パワハラとの闘いを通じて、日韓の共通した状況を打開する道を共に見つけていきたいと思います。


【韓国】モムジッ宣言(労働芸術団宣言)
鄭恩珍/朴賢郁/金廷姫

男女3人グループ。
1999年創立。労働解放と階級的視点を持ちながら、現場労働者の闘争を支持、支援しています。現場文化講習活動と労働者文化教育などで現場労働者を組織しています。
『モムジッ宣言(労働芸術団宣言)』という名前で文化扇動活動をしていて
色々な文化的創作物を作って普及させている。朴槿恵退陣の集会、セゥオル号、労働関係のデモなどで踊りを行っている。


【フィリピン】ポール・ガランさん
ABAKADA(貧困地域就学前教育施設)の運営者
音楽平和活動家
マパラドカ(戦争と貧困に反対する市民連合代表)

フィリピンマニラ郊外の貧困地域の就学前教育施設=ABAKADAの運営者。1988年「Every child is my child」の精神で創設されたABAKADAでは,「戦争でなく,子どもたちに教育を!栄養を!」の親子平和パレードなどを長年実施。地域の平和運動マパラドカの代表でもある。平和音楽活動家としての歩みは,40年近くになる。ZENKO・KOZEN・AKAYと連帯して29年になる。


【福島】佐藤 八郎さん
(飯館村みんなの会)

元飯館村会議員。2016年10月の飯館村長選挙に立候補し、「避難解除を白紙に戻せ」「徹底除染・完全賠償・医療費無料化と健診の充実」と訴え、4割を超える得票の大健闘。今は放射能被曝の実態と健康被害の調査・補償を要求し、「飯館みんなの会」で活動中。
分科会では、被ばく量調査や佐藤さんらが進める低線量被ばくに反対する運動の報告と各地の交流を深め、福島に連帯する方針を作りましょう。


【インド】アミルタラージ・ステファンさん
(フォト・ジャーナリスト)

インド・バンガロールを拠点として活動するタミル人フォト・ジャーナリスト。
インドのさまざまな反核運動に広く取材し、記事の執筆や写真展を通じて真実を伝える活動にたずさわる。また、インドの若者、特に大学生と、核兵器や平和の問題について議論する活動を続けている。原子力エネルギーに反対する民衆運動と反核運動国民同盟(NAAM)のメンバーであり、メディア部門で運動に貢献。原子力カメラマン・ギルドにも所属している。


【沖縄】海勢頭 豊さん
(音楽家、SDCC共同代表)

代表作に「喜瀬武原」「月桃」「さとうきびの花」など。ジュゴンを守ることは武力信仰の権力の系譜の欺瞞を暴き、平和の世直しを行うこと、とジュゴン保護、辺野古新基地撤回に一貫してとりくむ。