【報告】8月14日「東アジアの平和のための日韓平和市民共同行動」を開催しました!

日本軍「慰安婦」だったと金学順(キム・ハクスン)さんが重い口を開き公開証言された日からちょうど30年となる8月14日、「沖縄・辺野古基地建設の中止」と「朝鮮戦争の終戦」を掲げ、東アジアの平和を希求する日韓市民による共同行動を全国各地で展開しました。

日中、日本では、全国各地で大雨にも負けず首都圏と関西を中心に街頭アピール行動が10カ所で取り組まれました。韓国では釜山市内2カ所で取り組みが行われました。

夜には「日韓平和市民交流会」をオンラインで開催。それぞれが日中取り組んだ街頭行動の様子を互いに報告し、取り組みを学び合いました。また、「金学順さんの証言の意味について再確認する」「辺野古基地建設を止める展望」をテーマに交流を行いました。東アジアの平和のための運動に向けて、固い連帯が築かれました。

【日中の行動】

●東京・北千住

北千住駅前では12-13時の1時間だけでしたが、「辺野古基地建設NO」「朝鮮戦争をおわらせよう」とプラカードを掲げて街頭行動を行いました。

「今日は金学順ハルモニの証言から30年、また、明日は終戦日。二度と戦争を起こさないために、あらゆる戦争へつながるものにNOの声をあげていきましょう!」とマイクで訴えました。
ZHAP署名、朝鮮半島終戦平和キャンペーン署名がそれぞれ4筆集まりました。

「私も朝鮮半島終戦平和キャンペーン署名を集めています、共に闘いましょう」とエールを交わす場面や、自ら駆け寄ってきて「辺野古基地いらない、署名します」と署名される方、「周りで署名を集めたい」と署名用紙を持ち帰る方もおり、多くの反応がありました。

●東京・品川

JR大井町駅前で署名行動&スタンディング行動を行いました。
アーケード下に横断幕を掲げて大きくアピールをしました。
同時に近くで開催中の「戦争展」に署名を置かせて頂き、多くの署名が集まりました。

●神奈川・鶴見

鶴見駅の東西連絡通路でアピールを行いました。
「辺野古基地建設はいけない」と署名をされた方に、朝鮮戦争終結の話をしたところ、「戦争を終わらせないと」と署名していただきました。
色々なプラカードやポスターを掲げ賑やかに行いました。プラカードをゆっくり歩きながら見ていく方が何人かいらっしゃいました。

●大阪・寝屋川

雨風が強く天気が悪い中でしたが、国境を越えた全国規模の取り組みに、私たちも一緒に行いました。
コロナ感染症が広がる中、東京五輪や軍事基地ではなく、コロナ対策に税金を使えと訴えました。
天候のせいで人通りはまばらでしたが、多くの方々に署名を頂きました。

●大阪・茨木

茨木駅前で署名行動を行いました。
コロナ感染爆発、季節外れの前線停滞による大雨続き、お盆なのに人通りはまばらでしたが、4種類の署名とチラシを持って悪戦苦闘しました。沖縄に軍事基地はいらないと多くの署名が集まったほか、五輪ではなくコロナ対策に力を注ぎ命を守れと訴えました。

●京都

京都では雨を避けながら朝鮮戦争を終わらせようとアピール行動を行いました。
雨にも関わらず足を止め署名してくださる方が何人もおり、様々な対話ができました。

●兵庫・西宮

兵庫県西宮市のJR西宮駅前で、キャンペーン行動を行いました。
あいにくの大雨警報がでている中でしたが、6人が参加。横降りの雨に行動中止が危ぶまれましたが、ちょうど雨が収まり、バス停の屋根の下で宣伝と、スタンディング行動を中心に行うことができました。
署名までにはつながりませんでしたが、8月14日の行動の意味を伝えることができたと思います。

●大阪・堺

堺東駅前で宣伝行動を行いました。
辺野古基地建設の中止と朝鮮戦争の終戦を市民に訴えました。

●大阪・枚方

枚方駅前でスタンティング行動を行いました。
遺骨のまじる土砂を埋め立てにつかうな!辺野古基地建設は今すぐ中止!
朝鮮戦争の終戦を市民の力で実現させようとアピールしました。

●大阪・京橋

13時~14時半まで京橋駅前で街宣行動を行いました。
あいにくの天気でしたが、延べ26人が参加し、ZHAP署名33筆、朝鮮半島32筆が集まりました。
マイクアピールや朝鮮半島終戦平和キャンペーンの歌を流すなど良い雰囲気で署名ができました。

署名行動の映像はこちら

【夜の交流会】

夜には日本・韓国から合わせて38人が参加し、オンライン上での交流会を行いました。

まずは日韓で昼間の行動の報告。日韓両国で一体感をもった共同行動が行えた成果を確認しあいました。

日本側からは各地の行動写真を映像にし、日本全国で行動が展開されたことを報告しました。

韓国側からは、コロナ感染拡大により集会や署名行動が禁止されている中で、警察からの弾圧を跳ね除け互いに距離を保ってのスタンディング行動を釜山・日本領事館前・釜山駅前で展開しました。
釜山・日本領事館前では、「平和の少女像」前で金学順さんの証言が書かれたブラカードを掲げ、「私たちが証人となって、その声を届け責任を追及しよう」とリレー形式で証言を朗読するパフォーマンスを行いました。
釜山駅前では、対面せずにオンラインで署名ができるようQRコードが書かれた大きなプラカードを作成し、辺野古基地建設の中止を求めるZHAP署名への賛同を韓国市民に訴えました。

テーマ別トークでは、まず「日本軍「慰安婦」被害者金学順ハルモニ証言30周年。今こそ証言の意味を再確認しよう」のテーマで韓国側から発表がありました。
実際の金学順さんの証言映像を紹介した後、「私たちの社会は彼女たちの叫び、証言を、なぜ45年経たないと聞き入れることができなかったのか」と自ら問いかけ、「マイノリティの叫び、証言が抑圧される社会システムがあるからだ」と分析。
「それに問題提起をしてこなかったことは賛同する側にいるのと同じだ」と自戒も込め、金学順さんの発言の意味をかみしめ「何を遂行していくべきか」と提起しました。

加えて、証言を読むことを通じて証言の言葉一つ一つが自分の言葉と重なっていき体の一部となっていった体験や、女性や弱い者が抑圧されている現代社会に触れて「今の社会が当たり前と思っている間は、マイノリティに目を向ける事はできない。
この殻を破ることが被害者の証言を今読む意味だ」と語り、被害者たちの思いを次の世代に伝えていこうと呼びかけられました。

次に、日本から辺野古基地建設の問題点とZHAPが目指そうとしている方向性についてパワーポイントを使って分かりやすく説明がされました。
アメリカに加え、今日のように韓国でも行動が広げられていることに触れて「互いにコロナで会えないが、定期的に会議をし同じ署名を国を超えて一緒に行う過程を通じて、国際連帯が豊かになっている。
2つの署名を一緒に取り組んでいこう」とまとめました。

意見交換の時間には、お互いの行動やこれまでの発言について質疑や意見交流が行われました。

署名をする中で「なぜ沖縄か?なぜ朝鮮戦争か?」「軍隊は必要では」「自分の生活と遠い話」等の話が出、皆にどのように自分事として理解してもらうかが難しい等の率直な意見も交わされました。

しかしこの署名が、沖縄やソソンリ等の軍事基地建設と闘う方々にとって、そして軍拡競争の中で軍事的脅威やそれを創り出すシステムの中で苦しむ東アジアの市民皆にとって大切な大切な署名であることを確認し合い、「この署名が命を脅かされ抑圧されているすべての人にとって必要な署名だということをこれからもお互いに交流し励ましあいながらこれからもがんばりましょう」とまとめられ、集合写真をWeb上で撮影しました。